
よし、秘書検定を取ってみよう!秘書検定3級って、未成年でも合格できるってホント?さすがにノー勉ではきついよね?そんな疑問にまとめてお答えいたします。結論から申し上げますと、要点さえ掴めば”3級ノー勉合格”可能です!

筆者ユイサは、自宅から徒歩5分のCBT試験会場で受験しました。当日は1時間しかシッターさんの手配ができず、かなり焦っていたので30分で退席しました。子どもはまだ生後まもなく、勉強もほとんどできていない状態。限られた時間で要点だけをぎゅっと掴み実際に合格できました。
そこで、事前に知っていたらもっと得点取れたかもしれないという要点をまとめてみました。

なかなか勉強の時間が取れないけど、最短で合格したい。要点だけでも掴んでおきたいな。
試験の受け方
CBT試験
受験料3600円 選択問題31問+記述式2問 計33問で90分間 途中退席可能
圧倒的におすすめなCBT試験。簡単なパソコン操作で受験可能な上、問題数も少なく受験料も200円お安く受験できます。
通常受験
受験料3800円 選択問題31問+記述式4問 計35問で110分 1時間経過後、退席可能
机に向かい臨む試験。紙に向かって問題を解くため、簡単なパソコンの操作でも不安のある方はこちらを選ぶとよいでしょう。

試験日程も決められているため「やらなくてはいけない」状況を作り出せますね。
合格のポイント
頻出!御霊前を使う正しいタイミングとは?
個人的な印象ですが「御霊前」に関する設問が意外と多くて驚きました。香典袋の表書きについてやお供え物について問われたのは2度や3度ではありませんでした。
- 宗派などわからない際は御霊前を使用
- 一般的には御仏前は49日を過ぎてから使用
この点を抑えておくだけでも得点源になります!例題を挙げます。
Q:上司が取引先の訃報を聞き、香典を持参することになった。宗派などの詳細がわからない場合、香典袋の表書きとして適切なのはどれか。
- ア)御仏前
- イ)御霊前
- ウ)御香典
- エ)御花料
→ 正解:イ)御霊前
※先述した通り、宗派が不明な場合は「御霊前」が無難です。
キリスト教や浄土真宗など、使用すべき表書きが異なる場合もありますが、詳細が不明なときに使えるのが御霊前です。
💡 さらに補足例
Q:「御仏前」と表書きされた香典袋を葬儀当日に持参した。この行動として正しいか?
→ ❌ 不適切
→ 先述した通り「御仏前」は故人が仏になった後(49日以降)に使うのが基本です。
葬儀当日や通夜では「御霊前」を使うのが一般的。
設問の中の上司の先回り・空気を読むことが肝
「上司は取引先のB氏と電話中である。」など「上司〜」から始まる状況判断系の問題が頻出します。選択肢の中にある「かまわず自分の仕事を進める」などはすぐに間違いだとわかりますが、他の選択肢も一見それっぽく書かれていて、迷いやすいです。
たとえば「あとで話しかけるために横で待機する」といった行動は、一見気が利いているように見えても、秘書検定では「相手の業務を妨げない」が原則なので不正解になることもあります。“気を利かせたつもり”が裏目に出る問題も多いので、選択肢は丁寧に読み比べることをおすすめします。
迷ったときの合言葉:「上司の立場で考える」と答えが見える
秘書検定を受けていて感じたのは、自分がどうしたいか、どう思うかよりも“上司の視点”が正解のヒントになるということ。「上司だったら、何を一番スムーズだと感じるか?」という視点で選択肢を見直すと、答えが見えてくることがあります。
💡 例1:「上司が電話中」の場面
選択肢に「話しかける」「静かに待つ」「あとで用件を伝える」などがありましたが、“上司の集中を乱さず、仕事が円滑に進むこと”を考えると正解が見えてきました。
→ このときは「あとで用件を伝える(メモを残す)」が正解でした!
💡 例2:「お客様にお茶を出す」場面
自分では「すぐに出したほうがいい」と思っても、「上司が話しているタイミング」や「客先の動き」を見てからの方がベターだったりします。
→ 「上司と目が合ってから出す」「一段落してから出す」などが正解に!
「不適当」なのか「適当」なのか
実際に受けてみて感じたのは、設問の指示をしっかり読むことの大切さです。「適当なものを選べ」だったり「不適当なものを選べ」だったり‥毎回のように問われ方が変わるので、うっかり読み飛ばすと引っかかってしまいます。
焦らずに、問題文は最後まできちんと確認してから答えることをおすすめします。
この設問、どっちも正解に感じる‥という時
え?この選択問題、どちらも正解に思える‥そんな場面に、試験中は何度か出くわします。緊張していると余計に迷ってしまうけれど、一度深呼吸して落ち着いてみてください。そのうえで意識してほしいのは「自分が本当にその場にいたら、どう動くか?」という視点。状況を頭の中でイメージして、シミュレーションしてみることで、きっと「こっちが自然かも」が見えてくるはずです。

秘書検定って、知識だけじゃなく“想像力のテスト”なんだと受験して感じました。
まとめ・秘書検定の魅力
秘書検定3級は、秘書という職業に限らず、すべての社会人に通じる“思いやり”と“礼儀”の基礎が身につく資格だと実感しました。実際私も、初めて友人の下で働くことが決まり、自信をつけたくて受験をしました。
💡 魅力①:どんな仕事にも活きる「気配り力」が学べた
敬語やマナーだけでなく、相手の立場を想像して動く力が求められるのが秘書検定。これは秘書に限らず、接客・営業・医療・教育・育児など、あらゆる現場で活かせる力だと思います。
💡 魅力②:就職・転職活動で「印象のよさ」をアピールできる
履歴書にも書ける資格で、面接でも「礼儀や気配りができる人」という印象にも繋がります。秘書検定3級は、すぐに取れるのに印象アップにも繋がるので勧めたい資格の一つです。特に新卒や未経験の転職希望者にとって、武器になりやすい資格でしょう。
💡 魅力③:短時間で受験できて、子育て中でもチャレンジしやすい
私のようにノー勉でも受かったくらい、ハードルが高すぎないのもポイントです。試験時間も比較的短く、CBTなら30分で受験終了も可能!
💡 魅力④:学んだ内容が、日常の所作にもにじみ出る
お悔やみの言葉、敬語の使い方、お茶の出し方など知ってるか知らないかで、大人としての信頼度が変わる部分を自然と学べると感じました。
✅ 最後に…
「試験」って聞くと身構えてしまうけれど、秘書検定は自分を丁寧に扱えるようになる&誰かとともに働くための自信を持つきっかけになると思います。私も子育てと両立しながらチャレンジしてみて、今回受験してよかったなと心から思えました。
このページを読んだあなたが3級に合格できることを心から祈っています。

要点を掴んだあなたならできる!
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